現在、歯科業界は厳しい
局面を迎えています
保険点数が下がり、収入を維持、向上していく為には多くの患者様を診療していく必要があります。院長の本音は『新人研修が大事なのは分かるけど、3,4時間も新人研修に時間を費やすくらいなら、その分、診療して収入を上げていきたいよ』というものではないでしょうか。
ただ、診療中は研修時間を取るのが難しいので、診療後に実施しようとしても、新人スタッフはようやく一日の診療を終えて疲労困憊でしょうし、院長自身も診療から解放され、緊張感が途切れた後で、新人研修を実施しようとしても難しいのではないでしょうか。
そして歯科業界では人の入れ替わりが激しい業種の為、必ずしも4月だけに新人研修の時間を取る必要がある訳ではありません。そうすると時期に関係なく、新しいスタッフが入ってくる度に、院長は診療時間を削り、新人研修に時間を費やさねばならなくなります。そのような時間を捻出する事は、経営的に考えて到底不可能です。
では院長の他に診療に対する思いや、仕事に対する姿勢を伝えられるチーフのような存在のスタッフが、先生の医院にいますでしょうか?
私がこれまでコンサルティングしてきた経験から言うと、そのようなチーフがいる医院であれば、もともと人材育成は上手くいっているケースが多いですし、仮にチーフがいたとしても、チーフ自身も自分の担当患者様のメンテナンス業務に追われていたり、院長のアシストについたりする事に追われて、そのような新人研修をする時間は取る事は困難です。
そもそも多くのチーフと呼ばれる勤務歴の長い方は
「もっと有給を下さい!」
「この業務は残業手当が付くのですか?」
という、スタッフの声は代弁しても、院長の考えは全く伝えてくれない『労働組合委員長』のようになってしまっていますので、院長の考えを理解していないですし、理解していないから、新人スタッフに伝えるという事も出来ていません。
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- 院長自身は時間が取れない。
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だからと言って、院長以外に新人研修をするチーフスタッフもいない。
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チーフがいても、チーフ自身も時間がない。
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チーフがいて、チーフ自身に時間があっても、そもそも院長の考え方を理解している訳ではないから、新人には伝えられない。
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でも新人研修は大事だと思っている・・・。
多くの歯科医院がこのようなジレンマに陥っているのです。このようなジレンマを払拭する解決方法をこの度、歯科医院地域一番実践会でご用意しました。
その名も『歯科医院新人スタッフ研修』
こんにちは。経営戦略研究所 歯科医院地域一番実践会
萩原 直樹・中澤 裕太朗・前田 雄太郎です。
私達はコンサルティングに伺った際、必ずスタッフおひとりおひとりと個人面談をしており面談の回数は毎月100回以上、年間1,000回を超えています。 数多くの面談を通じて見えてきた事があります。
一番最初に伝えるべきは
「やり方」ではなく
「あり方」
それは、入社して最初に伝えるべき内容は『どうしたらスケーリングがもっと上手くなるのか』や『印象の早い練り方』などの技術的なやり方ではなく、『何のために仕事をするのか』や『仕事を通じて自らを高めていく大切さ』などのあり方なのです。
この『あり方』のことを『仕事観』といいます。
多くのスタッフはそもそも、その歯科医院で働き始めた理由が『近いから』『お給料が他の歯科医院よりも高かったから』『休みが多かったから』という「お金のため」「生活のため」という仕事観で職場を決めているのです。
最初のうちは目の前の仕事を覚えるのに精一杯ですから、このような仕事観が表面上に現れる事はありません。しかし、ある程度経験を重ねると、一通りの業務は出来るようになりますから、当初から抱いている仕事観が表面化し、『早く帰りたい』『他の歯科医院で働いている○○ちゃんは、ここよりも多くお給料を貰っている』という事を言い出してしまうのです。
このようになってから仕事観を統一させるのはかなり困難です。
勤務し始めて間もない頃なら仕事観が固まっていませんから、そのような新人の時期にこそ、この新人研修が物凄く重要な意味を持ってくるのです。
そして、ここが一番恐ろしいのですが、現在歯科業界では人材の獲得がかなり困難になってきているので『注意したいけど、やっと採用出来た歯科衛生士だし、辞められたら困る・・・』という気持ちが先行し、いくら仕事中に問題行動があったとしても、辞められたら困るので、そのスタッフに頼らざるを得ず、院長は注意出来ない状況になってしまっているのです。
ですから勤務して間もない頃、新人スタッフの仕事観が固まっていない状態のうちに、『どれだけ仕事観を伝えられたか』『どれだけ新人研修に投資出来ているか』という事が、歯科医院経営を長期的に考えた時に、非常に重要になってくるのです。
最初に肝心な事をきちんと伝えておかないと、悪いスタッフ、悪い習慣に染まってしまいます。悪い考えをもってしまった後に仕事観を統一させようとしても、既に遅い事が多いのです。
歯科医院で働くプロフェッショナルとしての姿勢を学べる、この研修の内容の一部をご紹介しますと・・・
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歯科界の現状とこれから<最新版>
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勤めている医院のことをどれだけ知っているか? 医院愛着度テスト!
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成長していける社会人として身に付けておくべき心構えとは?
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自分の●を持っているスタッフは意識が高い
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社会人であれば●を持ち歩いているのは必須である・・・
今回の研修では具体的に『スケーリングはこのようにやる!』とか『電話応対の仕方』などの技術的な話は一切ありません。この『歯科医院新人スタッフ研修』は誰でも参加出来る訳ではありません。
- 現在の職場に勤務し始めてから半年未満の新人スタッフ
- 現在の職場に勤務して半年以上経過しているが”もっと仕事のやりがいを感じたい!“仕事を通じてキラキラと輝きたい”という気持ちを持っているスタッフ
- 本研修で聴いた話を『いずれは自分自身が話せるようになるんだ!』と気合が入っている院長
この条件を満たしているスタッフ、院長に限ります。
このようなスタッフであれば、『歯科医院新人スタッフ研修』の中で、◆本を読む事の大切さ◆目標設定する事の重要性◆社会人として取るべき行動などが身に付くと思います。
参加人数も各会場で140名程度と、かなり限定しています。それは大人数来てしまう事によって、使用する会場が広くなり、私達の伝えたい事が伝えきれないのではないかと危惧しているからです。
しかも価格は院長が25,000円(税込27,500円)、スタッフが15,000円(税込16,500円)と超破格です。通常、このような新人教育を一般企業に依頼すると、2時間程度でも30万位の費用がかかる事も珍しくありません。
そして歯科医院地域一番実践会の新人研修は決して『歯科だけ』『仕事だけ』でしか通用しないものではなく、その人の人生そのものを高める事を目的としているものですから、そのように考えると如何にこの研修の費用対効果が高いか、という事もご理解頂けると思います。
今、この研修にスタッフ1人に対して15,000円(税込16,500円)の投資をすることで、自ら動くスタッフになれば院長のストレスも緩和しますので、それを考えたらこれ程安価な研修は無いのではないでしょうか。
そしてこの新人研修に参加する事で、院長の考えを理解してくれるスタッフになったとしたら、どうでしょうか?
このような新人研修に価値を感じられたり、新人研修に時間や費用を投資出来る医院が今後成功していくのですし、そのような成功医院はどんな決定、行動も迅速です。